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Notionと連携できる便利なツール6選|Notion APIを使って連携する方法を解説

Notionと連携できる便利なツール6選|Notion APIを使って連携する方法を解説

「Notionと連携できるツールは何がある?」

「Notion APIを使ってツールと連携する方法が知りたい」

Notionは、単体で使うのもおすすめですが、他のツールと連携させることで、便利さが格段に向上します。情報の一元管理やタスク管理の自動化など、連携によって得られるメリットはさまざまです。

本記事では、Notionと連携できる便利なツールを6つ厳選して紹介します。さらにNotion APIを使った連携方法も順を追って解説しています。Notionの活用の幅を広げたい方は、ぜひご参考ください。

なお、合同会社Metooでは、本質的な課題の可視化・分析を行なった上で、組織に関わる情報(ヒトモノカネ)が円滑に回る仕組みをNotionで構築するサポートを展開しています。

Notionを活用し業務の効率や生産性を上げたい方は、お気軽にご連絡ください。

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Notionと連携できる便利なツール6選

Notionと連携できる便利なツール6選

Notionは次のようなツールとの連携で、より使いやすくなります。

  • LINE
  • ChatGPT
  • Google スプレッドシート
  • Google カレンダー
  • Slack
  • Wraptas

ツールを活用すると、Notionを中心としたワークフローを構築でき、業務効率化や生産性向上につなげられます。ここでは、Notionと連携できるツールを6つ紹介します。

LINE

LINEと連携しNotionを更新した際に、リアルタイムでLINEに通知されるようになります。業務で活用すると、チームメンバー間での情報共有がスムーズになり、タスク管理の効率を上げることが可能です。

例えば、Notionでタスクの進捗状況を更新した場合、すぐにチームメンバーへ通知が送られます。またコメントやタスクが追加されても通知が届くため、迅速に確認できます。

LINEはスマートフォンからも手軽に確認できるため、場所を選ばずに情報を確認できる点も魅力です。

ChatGPT

NotionとChatGPTを連携すると、生成した文章やアイデアをNotionのデータベースに直接保存できます

ChatGPTで得た情報をNotionで整理・管理すると、業務効率化や生産性向上につなげることも可能です。

連携はChrome拡張機能「ChatGPT to Notion」で簡単に行えます。Notionで新規データベースを作成し、Chrome拡張機能をインストール後、NotionデータベースとChrome拡張機能を連携させるだけで完了です。

ChatGPT to Notionの概要に関しては、下記をご参考ください。

参考:ChatGPT to Notion

Google スプレッドシート

Googleスプレッドシートと連携すると、集計したデータを自動的にNotionへ取り込めます。データの二重入力や転記ミスを防げるため、作業時間の短縮が可能です。

連携手順は下の通りです。

【Notion側】

  • APIキーを取得
  • データベースのURLを取得
  • データベースにコネクトを追加

【スプレッドシート側】

  • スプレッドシート上部の拡張機能をクリック
  • Apps Scriptをクリック
  • コードエディタを確認
  • GASプログラムを作成
  • 作成したプログラムを実行させる

さらに「Sync2Sheets」のような外部ツールを使用すると、両方のデータを同期できます。詳しい内容は、下記の記事をご参考ください。

参考:NotionにGoogleスプレッドシートのスーパーパワーを与える

Google カレンダー

Googleカレンダーと連携した場合、Notion上のタスクを表示したり、カレンダーの予定をNotionに取り込んだりできます。「2sync」のようなツールを使用すると、両方のデータ同期を自動で行うことも可能です。

ただし、2syncを利用するには課金が必要です。料金プランは1ヵ月単位の契約で9ドル、年間契約の場合は7ドルと割引きが適用されます。

Slack

Slackは、ビジネスチャットとして広く利用されているツールです。Notionを連携させると、チーム内の情報共有がよりスムーズになります。

具体的には、Notionで更新した内容をSlackに通知したり、SlackのメッセージをNotionに保存したりできます。ツールを切り替える手間が省けるため、コミュニケーションの効率化が可能です。

Slackとの連携は、Notion APIを使うことで比較的簡単に実現できます。詳しい内容は、下記の記事をご参考ください。

参考:Slackインテグレーション

Wraptas

Wraptasは、Notionに書いた内容をそのままWebサイトとして公開できるツールです。Notion単体でもWebページを作成できますが、Wraptasと連携すると、より高度なWebサイト構築ができます。

独自ドメインの取得やSEO設定、JavaScriptやCSSへの対応も可能なので、本格的なWebサイト制作にもおすすめです。

Wraptasを使えば、NotionでのWebサイト作成に慣れていない方でも、簡単に立ち上げや更新ができます。さらに詳しい内容を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

参考:Notionに書くだけでWebサイトが作れるWraptas

Notion APIとは?

Notion APIとは?

Notion APIは、Notionの機能を拡張するためのインターフェースです。Notionと外部ツールを連携させたり、Notionのデータを他のアプリケーションで使用したりできます。

Notion APIと外部ツールを連携すると、タスクやデータを自動的にNotionに追加・更新できるようになります。

チャットツールと連携した場合、タスクの変更や追加などのアクションをリアルタイムで通知として受け取ることが可能です。迅速な情報共有と対応ができるため、業務が効率よくなるでしょう。

誰でも無料で利用できるため、Notionの機能をさらに拡張したい場合は、ぜひ活用してみてください。

Notion APIを使ってNotionとツールを連携する方法【3STEP】

Notion APIを使ってNotionとツールを連携する方法【3STEP】

Notion APIを使ってNotionとツールを連携する方法は、以下の通りです。

  1. インテグレーションを作成する
  2. データベースにAPIからアクセス許可をする
  3. 実際にAPIを試す

上記3つのステップを行うと、さまざまなツールを連携でき、Notionを効率よく活用できます。

1. インテグレーションを作成する

Notion APIを利用する前に、「インテグレーション」の作成が必要です。

インテグレーションとは、複数の異なる要素を組み合わせて統合することを指します。例えば、顧客情報を組織全体で共有できるようにするのを、インテグレーションといいます。

インテグレーションの作成方法は以下のとおりです。

  • Notionの「My integrations」にアクセス
  • 「+ 新しいインテグレーション」を選択
  • 基本情報ページの各項目を入力
  • APIで取得したいワークスペースを「関連ワークスペース」で選択

入力情報を送信すると、シークレットトークンが発行されるので、必ずメモしておきましょう。トークンは後ほどAPIを利用する際に必要になります。

2. データベースにAPIからアクセス許可をする

作成したインテグレーションから、連携先のデータベースにAPIへのアクセスを許可します。

データベースにAPIを活用してページを追加するためには、編集権限が必要です。

【編集権限を付与させる方法】

  • 「⋯」メニューから「+ コネクトを追加」をクリックする
  • 作成したインテグレーションを選択する
  • インテグレーションにアクセス権限が付与される

コネクトが追加されるとデータベースへのアクセスが有効となり、ページ追加ができます。

3. 実際にAPIを試す

データベースへのアクセス権限が付与されたら、実際にAPIを試してみましょう。

「My integrations」で発行されたトークンの控えとデータベースIDを使用すると、APIを試せます

アプリからアクセスしている場合は、ブラウザに切り替えて、データベースのURLからIDを取得してください。

データベースIDは、データベースのURL(アカウント名/の後から、?の前まで)から取得できます。

例えば、データベースのURLが「https://www.notion.so/metoo/e971a0b00467460c85d9c8b2441d1813?v=59fda1823abd64dcb98076bc246dd8f7」の場合、「e971a0b00467460c85d9c8b2441d1813」の部分がデータベースIDです。

Notionと外部ツールを連携する際の注意点

Notionと外部ツールを連携する際の注意点

Notionと外部ツールを連携する際には、セキュリティ面への配慮が必要です。連携するツールのセキュリティが脆弱な場合、Notionへの不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。

万が一、不正アクセスによってデータが改ざんされたり、情報漏洩が発生したりすると、企業の信用問題に発展する可能性が高いです。

Notionと外部ツールを連携すると、Notionの活用の幅を広げられますが、安全に使用するためにも、アクセス権限を適切に管理しセキュリティ対策を徹底しましょう。

Notionの連携機能に関するよくある質問

Notionの連携機能に関するよくある質問

Notionの連携機能に関して、よくある質問をまとめました。

  • 他にもNotionと連携できるアプリはありますか?
  • Notionとツールの連携でおすすめの使い方はありますか?

以下で解説しているので、ぜひご参考ください。

他にもNotionと連携できるアプリはありますか?

Notionと連携できるアプリは、下表のようにたくさんありますが、ここではおすすめの一部を紹介します。

サービス名特徴
GitHubソースコードやデータをオフラインで保存・共有できるツール
Jira課題やプロジェクトを管理できるソフトウェア
Asanaプロジェクト・タスク管理のためのクラウドベースのツール
Trelloタスクやチャットを管理できるアプリ
Splunkデータ収集・分析・可視化のための統合ログ管理ソリューション
GmailGoogleが提供している無料のメールサービス

自社のサービスや業務効率化に役立ちそうなアプリがあれば、ぜひ連携してみてください。

Notionとツールの連携でおすすめの使い方はありますか?

Notionとツールの連携でおすすめの使い方は、以下のように連携の目的によって異なります。

  • タスクのアクションを通知ですぐに受け取りたい場合:SlackやLINEなどのチャットツール
  • 膨大なデータを収集・分析したい場合:ChatGPTやGoogleスプレッドシート
  • Webサイトを作成したい場合は:Wrapta

連携の目的を明確にすると最適なツールを選択できるようになるため、Notionを活用しやすくなります。

Notionの活用についてお悩みなら「合同会社Metoo」への相談がおすすめ!

Notionの活用についてお悩みなら「合同会社Metoo」への相談がおすすめ!

Notionはさまざまなツールと連携でき、目的にあわせて活用すると、業務効率化や情報共有の円滑化が可能です。

またNotion APIを使用すると、誰でも無料で外部ツールとの連携できるため、積極的に活用してみましょう。ただし、不正アクセスや情報漏洩のリスクも存在するため、セキュリティ対策の徹底が重要です。

Notionと連携できるツールやアプリは分かったけど、自社に合う活用が思いつかないとお悩みの方は「合同会社Metoo」へご連絡ください。

合同会社Metooでは、本質的な課題の可視化・分析を行なった上で、組織に関わる情報(ヒトモノカネ)が円滑に回る仕組みをNotionで構築するサポートを展開しています。

無料相談も行っているので、ビジネスに役立つNotionの使い方を知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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