Notionで目標管理する方法 | メリットやおすすめのテンプレート5選を解説
「Notionで目標管理プランを作成する方法を知りたい」
「Notionを使って目標管理を行うメリットやポイントを知りたい」
Notionの導入を検討している方の中には、上記のような悩みを抱えている方もいるでしょう。
Notionは、単なるメモアプリではなく、目標管理やタスク管理にも適した多機能なツールです。適切に活用すれば、個人の目標達成だけでなく、チーム全体の進捗状況を可視化し、生産性を大きく向上させられます。
本記事では、Notionで目標管理する方法やメリット、おすすめのテンプレート5選を解説します。
合同会社Metooでは、本質的な課題の可視化・分析を行なった上で、組織に関わる情報(ヒト・モノ・カネ)が円滑に回る仕組みをNotionで構築するサポートを展開しています。目標管理の導入や運用にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
また、以下の動画は1時間ありますが、Notionの使い方を日本一分かりやすく解説しています。Notionを使いこなせるようになりたい方は、ぜひご覧ください。
Contents
Notionで目標管理する方法【4STEP】

Notionで目標管理する方法は、主に以下の通りです。
- 目標管理のためのページを作成
- 目標のゴールを設定する
- タスク管理を行うデータベースを作成する
- カレンダーやタイムラインで進捗管理を行う
ここでは、それぞれの手順を解説します。
1.目標管理のためのページを作成する
Notionで目標管理プランを作成する際は、まず土台となるページを用意します。
ページ名は「目標管理」など、一目で内容がわかるような名称にし、画面右上にある「新規ページ」を選択しましょう。
作成したページが、すべての目標やタスクを集約するホーム画面となるため、必要な情報をまとめていきます。
2.目標のゴールを設定する
ページを作成したら、続いて具体的な目標であるゴールを設定していきます。
チームで使用する場合はチーム全体の目標を、個人の場合は自身の達成したい目標を書き出すのがおすすめです。この時、目標を細分化して複数個記載しておくと、具体的なアクションプランが見えやすくなり、管理しやすくなります。
管理しやすい状態にしておくことで、後の視認性向上のために欠かせないプロセスです。
3.タスク管理を行うデータベースを作成する
目標達成に必要な具体的なタスクを管理するために、データベースを作成します。
データベースは、行の左端にある「+」をクリックし、新しいページを追加すれば作成できます。または「/(スラッシュ)」コマンドからも追加可能です。
作成したデータベースには、プロパティ機能を使って「タスク名」「期限」「優先度」などの属性を付与していきましょう。
属性を付与することで、多角的に情報を整理できるタスク管理表が完成します。
なお、Notionのデータベースについて詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
関連記事:Notionデータベースとは?機能・基本的な要素、作成方法を徹底解説【2025年最新版】
4.カレンダーやタイムラインで進捗管理を行う
最後に、作成したデータベースの表示形式を変えて、スケジュールの進捗管理を行います。
Notionには、カレンダーやタイムライン機能があるため、それらの機能を使って進捗管理を行います。
どのタスクがどの程度進んだのかを可視化することで、タスクの進捗遅れに気づきやすくなるため、より効率的な目標管理が可能です。
Notionのタイムラインビューとは?

Notionのタイムラインビューとは、タスクとスケジュールを時系列で把握できるデータベースの表示形式です。
プロジェクトを時系列で表示できるため、納期や進捗を一目で把握しやすいのが特徴です。
Notionにタイムラインビューを追加する方法は、以下の通りです。
- ワークスペースに新しいページを作成する
- 「ここから始める」で「・・・」のアイコンをクリックし、タイムラインを選択する
また、インラインで作成したい場合は、任意のページで「/Timeline view」と入力し、「Enterキー」を押すことで追加できます。
なお、タイムラインビューについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください。
関連記事:Notionのタイムラインビューとは?作り方やプロジェクト管理での活用法を解説
Notionを使って目標管理する3つのメリット

Notionを使って目標管理するメリットは、主に以下の3つです。
- タスク管理やTodoリストを作成できる
- クラウドでデータを同期できる
- テンプレートが豊富に用意されている
ここでは、それぞれのメリットを解説します。
タスク管理やTodoリストを作成できる
Notionを使って目標管理を行う大きなメリットは、タスク管理やToDoリストを作成できることです。
リスト・カンバンボード・カレンダー・ガントチャートなど、自分の好みに合わせた形式で表示できます。さらに、フィルターや並べ替え機能を使えば、特定の条件でタスクを絞り込んだり、優先順位をつけたりすることも可能です。
そのため、タスク管理やToDoリスト作成を気軽に行いたいと考えている場合も、Notionの活用が有効です。
クラウドでデータを同期できる
Notionはクラウドベースのツールであり、Web版・デスクトップ版・モバイル版のそれぞれでデータをリアルタイムに同期できます。
そのため、チームや組織全体で目標管理を行う場合でも、インターネットに接続できる環境であれば情報共有が可能です。
情報共有が円滑になると、チーム全体で同じ方向を向き、スムーズにプロジェクトやタスクを進められるようになります。
テンプレートが豊富に用意されている
Notionには、テンプレートが豊富に用意されているため、初心者でも目標管理のシステムを構築しやすいというメリットがあります。
Notionには3万以上のテンプレートがあり、目標管理に役立つ無料のものも多く公開されています。さらに、導入したテンプレートは目的に応じて自由にカスタマイズして使いやすくすることも可能です。
そのため、チームの目的に応じて最適なテンプレートを探して活用してみましょう。
なお、Notionテンプレートの活用方法について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
関連記事:Notionのビジネス向けおすすめテンプレート12選|活用事例と使い方を徹底解説【2025年最新版】
Notionで目標管理をする際におすすめのテンプレート5選

Notionで目標管理をする際におすすめのテンプレート5選は、主に以下の通りです。
- 個人的管理ページ
- タスク管理
- タスク・To-Do管理
- 色で仕分けるタスク管理ボード
- 習慣トラッカーPRO
ここでは、それぞれのテンプレートを紹介します。
個人的管理ページ | 個人の目標をナレッジベースとして活用できる
「個人的管理ページ」は、個人の目標をナレッジベースとして活用できるテンプレートです。
仕事の目標管理だけでなく、健康管理の記録や連絡先一覧、日々のToDoリストなどをまとめて管理できます。さらに、頻繁に更新・参照するリストを追加することで、視認性が向上し、優先度の把握も可能です。
そのため、チーム単位での目標に加えて個別での目標管理も推進する場合にもおすすめできます。
参考:個人的管理ページ
タスク管理 | タスクのステータス別に分類して管理できる
「タスク管理」は、タスクをステータス別に分類し、わかりやすく管理できるテンプレートです。また、各タスクの進捗状況はガントチャート形式で把握できるため、視認性が高いのが特徴となっています。
そのため、個人のToDo管理からチームでのプロジェクト管理まで、幅広く活用したいと考えている場合には、おすすめのテンプレートです。
参考:タスク管理
タスク・To-Do管理 | 日々のやるべきことやタスクの優先度の整理ができる

「タスク・To-Do管理」は、日々のやるべきことやタスクの優先順位を整理できるテンプレートです。
1日ごとにタスクを細分化して目標管理が行えるため、進捗管理がしやすくなります。そのため、段階的に目標を達成していきたい方におすすめです。
色で仕分けるタスク管理ボード | 色でタスクをわかりやすく整理できる
「色で仕分けるタスク管理ボード」は、優先度の高いタスクや少し大切なタスク、あまり大切でないタスクを色分けして整理できるテンプレートです。
スマートフォンからでも扱いやすい操作性になっているため、利便性が高いのが魅力です。さらに、日々のタスクを整理できるため、タスク処理を効率的に行い、目標達成につなげられます。
そのため、視認性が高く一目で見分けがつけられるように目標管理をしたい場合には、おすすめのテンプレートです。
習慣トラッカーPRO | チェックを付けながら達成率や連続日数を可視化できる
「習慣トラッカーPRO」は、各タスクにチェックを付けながら達成率や連続日数を可視化できるテンプレートです。
記録一覧から完了済みと未完了のタスクを確認して、優先度を決められます。さらに、チャート統計でどの程度習慣化されたのかを把握することも可能です。
そのため、始めたばかりの習慣を定着させたい場合やなかなか目標達成ができない場合におすすめのテンプレートでもあります。
参考:習慣トラッカー
Notionで目標管理を効果的に進めるための3つの注意点

Notionで目標管理を効率的に進めるための注意点は、主に以下の3つです。
- アクセス権限の付与は適切に設定する
- データの整理と管理に関するルールを決めておく
- できるだけ管理しやすいように工夫する
ここでは、それぞれの注意点を解説します。
アクセス権限の付与は適切に設定する
Notionで目標管理を効果的に進めるためには、アクセス権限の付与を適切に設定することが大切です。
チームで目標管理をする場合、情報の更新や閲覧ができるメンバーを限定する必要があります。特に、大切な情報が誤って削除されたり、編集されたりしないようにするためにも重要なポイントです。
Notionには、フルアクセス・コメントのみ・閲覧のみなど、様々なアクセス権限設定ができるため、必要に応じて適宜設定しておきましょう。
なお、Noionの共有方法について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
関連記事:Notionでページを共有する4つの方法!共有機能の3つのメリットや注意点を解説
データの整理と管理に関するルールを決めておく
データの整理と管理に関するルールを決めておくことも、長期的に運用する上で欠かせないポイントの一つです。
Notionで目標管理のためにさまざまな情報を管理していると、情報が散乱してしまう場合があります。そのため、必要に応じて古いデータや不要なデータを削除して、データを整理しておくことが大切です。
適切に古いデータ・不要なデータを削除しておくことで、必要な情報へのアクセスも容易になります。
できるだけ管理しやすいように工夫する
Notionには豊富な機能が搭載されていますが、チームで利用する場合は誰でも扱えるようにすることも大切です。
例えば、テンプレートを使用したり、運用ルールやマニュアルを定めたりするなどの工夫が効果的です。
Notionは、誰でも扱いやすい状態にしておくことで、より目標管理がしやすくなるため、Notionでの目標管理を効率的に進めたい場合は、意識しておきましょう。
Notionで目標管理プラン作成に関するお悩みなら「合同会社Metoo」にご相談ください!

Notionには、目標管理に役立つ機能やテンプレートが豊富にあります。しかし、多機能であるがゆえに、どの機能を使えばよいのか分からない、データが散らかってしまうなど、十分に扱いきれずに悩んでしまう方もいるでしょう。
そのため、誰がどのデータを更新するのかを明確にした運用ルールの策定や、プロジェクトごとにデータベースを分類する整理方法、操作手順を記載したマニュアル作成などを行い、組織全体で効果的に活用できる環境を整えることが大切です。
合同会社Metooでは、本質的な課題の可視化・分析を行なった上で、組織に関わる情報(ヒト・モノ・カネ)が円滑に回る仕組みをNotionで構築するサポートを展開しています。目標管理の導入や運用にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。