
Notionでのメモ管理がおすすめな理由は?メモ帳作成の手順やメモ管理の3つのコツを解説
Notionを活用している中で、以下のような疑問はありませんか?
「Notionでメモを取ると便利だって聞くけど、実際どうなの?」
「Notionでメモ帳を作る具体的な方法が知りたい」
多機能な情報管理ツールとして注目を集めるNotionですが、メモ帳としての活用も便利です。
本記事では、Notionがメモ管理におすすめの理由や具体的なメモ作成手順、メモ管理のコツなどを詳しく解説します。
Notionでの情報整理やタスク管理をスムーズに進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
合同会社Metooでは、本質的な課題の可視化・分析を行った上で、組織に関わる情報(ヒト・モノ・カネ)が円滑に回る仕組みをNotionで構築するサポートを展開しています。
本記事を読んでNotionでのメモ管理に興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

Notionでのメモ管理がおすすめな4つの理由
ここでは、Notionでのメモ管理がおすすめな理由を4つご紹介します。
- 自由にカスタマイズできる
- データを一元管理できる
- インターネット環境があればどこでもアクセスできる
- SlackやGoogleドライブなどの他ツールと連携できる
それぞれのポイントを詳しく解説します。
自由にカスタマイズできる
Notionの大きな魅力は、メモ帳を自分好みにデザインできる自由度の高さです。
リッチテキスト編集機能を活用すると、文字の大きさや色の変更や箇条書きリスト、チェックリストを作るなど基本的な装飾は簡単に行えます。また、画像の挿入や表の挿入、Webサイトリンクの埋め込みなど、視覚的に分かりやすいメモの作成も可能です。
ブロックを用いたレイアウトの設定や編集でコンテンツ配置を自由に変更できます。
さらに、情報を階層的に整理できるため、情報を探しやすくなります。
データを一元管理できる
Notionを利用すれば、これまで別々のアプリやノートに記録していたさまざまな情報を、一つのプラットフォームでまとめて管理できます。
仕事のタスクリストや会議の議事録、プライベートな日記など、あらゆるメモをNotion上に集約可能です。
また、情報を整理して配置できるため、必要な情報にすぐにアクセスができます。例えば、プロジェクトの概要ページから、関連する会議の議事録ページへ直接ジャンプできるように設定できます。
さらに、キーワードを入力するだけで、ワークスペース全体から関連する情報を素早く見つけ出せるため、情報を探す手間を削減できるでしょう。
インターネット環境があればどこでもアクセスできる
Notionはクラウド上で動作するサービスなので、インターネットに接続できる環境さえあれば、時間や場所を選ばずにメモにアクセスできます。
会社のパソコンで作成したメモを、移動中にスマートフォンで確認したり、自宅のタブレットで編集が可能です。
また、データは自動的に同期され、どのデバイスからアクセスしても常に最新の情報が表示されるため、メモを置き忘れなどのトラブルも防げるでしょう。
作成したメモはチームメンバーとリアルタイムで共同編集を行ったり、特定の相手に閲覧権限だけを与えたりするのも可能です。
SlackやGoogleドライブなどの他ツールと連携できる
Notionは、SlackやGoogleドライブなどの外部ツールと連携させると、利便性をさらに高められます。
Slackと連携すると、Slackでの重要なやり取りや決定事項を、Notionのデータベースに保存可能です。このため、チャットログから情報を探し出す手間が省け、記録漏れも防げます。
また、関連資料をNotion上で一元的に管理できるため、複数のツールを開く必要がなくなり、作業がスムーズにできるでしょう。
このように、使い慣れたツールとNotionをつなげると情報集約の手間を減らし、日々の業務や情報整理を効率化できます。
なお、NotionとSlackの連携に関して具体的な方法やメリットを知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
NotionとSlackを連携する4つのメリット!連携方法や活用例を解説
Notionでのメモ管理の手順【3STEP】

ここでは、Notionでのメモ管理の手順を、以下3つのステップで解説します。
- データベースを新規作成する
- 目的に応じたビューを選ぶ
- プロパティを追加する
上記の手順に沿って進めれば、初心者でも迷わず、自分だけのメモ帳を作れるのでぜひ参考にしてみてください。
1.データベースを新規作成する
データベースを新規作成する方法は以下のとおりです。
- サイドバーから「+新規ページ」をクリックして新しいページを開く
- 「テーブル」をクリック(タイトルを入力する欄の下に表示される)
テーブル形式のデータベースの表示後、1番左の列に、メモのタイトルを入力します。例えば「【日付】〇〇会議メモ」のように、後で見返したときに内容がすぐわかるような具体的なタイトルをつけるのがポイントです。
2.目的に応じたビューを選ぶ
データベースの作成後は、「ビュー」を設定します。Notionでは、同じデータベースの情報を、目的に合わせて以下6つの形式で表示可能です。
- テーブルビュー
- ボードビュー
- タイムラインビュー
- カレンダービュー
- リストビュー
- ギャラリービュー
ビューを変更する際は、データベース名の上部にある「+ビューを追加」をクリックすると選択できます。
なお、ビューは後からでも自由に切り替えたり追加したりできるため、気軽に試してみてみましょう。
3.プロパティを追加する
最後に、メモを詳細に分類したり、関連情報を付け加えたりするための「プロパティ」を追加します。
テーブルビューの表の右上にある「+」ボタンをクリックし、追加したい情報の種類(日付、セレクト、URLなど)を選び、名前を付けて完了です。
適切にプロパティを設定しておくと、後で大量のメモの中から必要な情報を絞り込む際に役立つので、ぜひ試してみてください。
Notionでのメモ管理におすすめのテンプレート2選
ここでは、Notionでのメモ管理におすすめのテンプレートを2つご紹介します。
- シンプルメモ
- 議事メモ
上記のテンプレートを使えば、面倒な設定なしで効率的なメモ環境を手に入れられるので、ぜひ参考にしてみてください。
シンプルメモ|シーンを選ばず使えるメモ帳テンプレート
「シンプルメモ」は、シーンを選ばず使える、汎用性の高いメモ帳テンプレートです。
「新規」ボタンをクリックするだけですぐに新しいメモを追加でき、記録したメモは自動的に一箇所に集約されるため、情報が散らかる心配がありません。思いついたアイデアや、ちょっとした備忘録などを書き留めるのに最適です。
また、チームメンバーを招待して共同でメモを管理するのも可能です。誰がいつメモを追加・更新したのか履歴も確認できるため、簡単な情報共有ツールでも活用できます。
議事メモ|議事録の作成に適したメモ帳テンプレート
「議事メモ」は、会議議事録の作成・管理に適したテンプレートです。
議事メモには、会議の種類やプロジェクト名、日付、出席者など、議事録に必要な情報を記録するためのプロパティがあらかじめ設定されています。このため、構造化された分かりやすい議事録を効率的に作成できるでしょう。
また、タグ付け機能を使えば、過去の議事録を会議の種類別やプロジェクト別に簡単に検索・分類可能です。欠席者が後日最新情報を確認したり、新しいチームメンバーのキャッチアップに活用できます。
なお、議事録作成の効率化に関心がある方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。
Notionで議事録を作成する方法とは?テンプレートの活用方法や7つのメリットも解説
Notionでメモを管理する際の3つのコツ
ここでは、メモを効果的に管理し、活用するための3つのコツを紹介します。
- タグを活用してメモを管理する
- シンプルな階層構造を意識する
- メモを検索する際はフィルターを利用する
上記のコツを押さえておくと、Notionをより快適に活用できるため、ぜひ参考にしてみてください。
タグを活用してメモを管理する
メモが増えてくると、目的の情報を見つけるまで時間がかかりやすくなります。タグを設定すると、後からの分類や検索がしやすくなるため、効率よく目的の情報を探せるでしょう。
例えば、「#アイデア」、「#重要」、「#プロジェクトX」のようなタグを付けておけば、「プロジェクトXに関する重要なアイデア」として後から絞り込みやすくなります。
また、タグには色やアイコンを設定できるため、視覚的に分かりやすく整理する助けにもなります。
ただし、タグの種類が増えすぎると管理が煩雑になる可能性もあるため、必要最低限のタグから始めて、徐々に整理していくとよいでしょう。
シンプルな階層構造を意識する
Notionでは、ページの中にさらにページを作成して、情報を階層的に整理できます。「プロジェクトA」のページの中に、会議議事録や資料、タスクリストなどのページを作成するイメージです。
ただし、階層が深くなりすぎると、かえってメモの場所が分かりづらくなる場合があるため注意が必要です。
そのため、メモを管理する際は、できるだけシンプルな階層構造を心がけましょう。
多くても2階層か3階層に留めておくのが一般的です。
メモを検索する際はフィルターを利用する
Notionに蓄積された大量のメモの中から、特定の情報だけを素早く見つけ出したい時には、「フィルター」の利用がおすすめです。
フィルター機能を使うと、設定した条件から検索をかけて閲覧したいメモにすぐアクセスできます。
フィルターは、データベースビューの右上にある「フィルター」ボタンから設定します。「タグが〇〇である」、「かつ」、「作成日が△△以降」のように、複数の条件を組み合わせてより詳細に絞り込むことも可能です。
なお、よく使うフィルター条件は、ビューとして保存しておくとさらに便利です。検索の手間が省け、作業効率が向上します。
Notionでメモを管理する際の2つの注意点
ここでは、Notionでメモを管理する際の2つの注意点を解説します。
- メモをシェアする際の公開範囲を確認する
- 定期的にバックアップをとる
上記の注意点を意識すると、予期せぬトラブルを防ぎ、安心してNotionを使えるためぜひ参考にしてみてください。
メモをシェアする際の公開範囲を確認する
Notionは作成したメモやページを他の人と共有できるため、チームでの共同作業や情報共有に便利ですが、公開範囲に注意が必要です。
意図しない相手に機密情報や個人情報を含むメモが公開されてしまうと、大きなトラブルに発展する可能性があります。共有を実行する前に、必ず共有設定画面で、共有相手と公開範囲が適切か確認しましょう。
また、編集許可やコメント許可など、シェアされたユーザーの権限の付与も適切か確認する必要もあります。意図せず編集許可を付与すると、メモ内容の変更や削除されるリスクがあるため、共有の目的に合わせて、必要最低限の権限を付与するように心がけてください。
定期的にバックアップをとる
Notionのデータはクラウド上に保存されており、Notion側でもバックアップが行われています。そのため、データ消失のリスクは低いですが、万が一に備えて、自分自身でも定期的にバックアップを取っておくとより安心です。
すべてのデータを頻繁にバックアップする必要はありませんが、特に重要な情報に関しては、定期的にエクスポートし、自分のパソコンや外部のストレージに保存しておくようにしましょう。
なお、Notionでは、PDF形式やCSV形式などでデータをエクスポートできます。
Notionでのメモ管理を効率化するなら「合同会社Metoo」にご相談ください
Notionは高いカスタマイズ性やアクセスの容易さ、データの検索が簡単な点から、日々のメモ取りや情報整理の効率化に最適です。
また、テンプレートの活用やタグ、フィルター、階層構造を意識すると、初心者でも効果的なメモ管理を実現できます。
さらに、Notionでメモを管理する際は、タグを設定するとフィルターでの絞り込みができるため、目的の情報をスムーズに探し出せるでしょう。
ただし、Notionでのメモ管理では、シェア時の公開範囲や付与するユーザー権限に注意し、定期的なバックアップを心がけるようにしてください。
合同会社Metooでは、本質的な課題の可視化・分析を行った上で、組織に関わる情報(ヒト・モノ・カネ)が円滑に回る仕組みをNotionで構築するサポートを展開しています。
本記事を読んでNotionでのメモ管理に興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。