
Notionの言語を日本語に設定する方法!使い方が分からないときの3つの対処法を解説
Notionを活用している方で、以下のようなお悩みはありませんか?
「Notionは日本語に対応しているの?」
「Notionを日本語で使うにはどうすればいいの?」
Notionは便利なツールですが、日本語に設定できないと使いにくいかと思います。
本記事では、Notionの日本語設定方法や日本語版ならではの便利な機能などを詳しく解説しています。日本語でNotionを使いたい方は、ぜひご覧ください。
また、合同会社Metooでは、本質的な課題の可視化・分析をおこなった上で、組織に関わる情報(ヒトモノカネ)が円滑に回る仕組みをNotionで構築するサポートを展開しています。
Notionの日本語対応に関して知識を深めたい方や、業務効率化に関してご相談があれば、以下のページより気軽にお問い合わせください。
Notionは日本語に対応している?
Notionは、2022年11月に日本語版がリリースし、現在では標準で日本語表示に対応しています。日本語版がリリースされたことで、メニューやヘルプ、サポートなど、Notionのあらゆる機能が日本語で利用できるようになりました。
現在の設定が英語をはじめ、他の言語になっている場合は、設定で日本語に変更可能です。
日本語版の登場によって、Notionは日本市場でも急速に普及し、プロジェクト管理やタスク管理、メモ、データベースなど、さまざまな用途で活用されています。また、日本語で利用できることで、より多くのユーザーが、Notionの多機能性と利便性を享受できるようになっています。
Notionを日本語設定に変更する方法
Notionを日本語で使うための設定方法を、以下の2つに分けて解説します。
- ブラウザ/デスクトップ版の方法
- モバイルアプリ版の方法
現在英語などで表示されている場合でも、簡単に日本語に変更できます。
では、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
ブラウザ/デスクトップ版の方法
ブラウザ版/デスクトップ版のNotionを日本語に設定する手順は以下の通りです。
- Notionを開き、サイドバー下部にある「Settings & members」をクリック
- 表示されたメニューから「Language & region」を選択
- 言語一覧の中から「日本語」を選択
- 確認画面で「Update」をクリックして設定を更新
上記の手順を踏めば、Notionの表示言語が日本語に変わります。通常、使用するデバイスやブラウザの言語設定が日本語であれば、Notionも自動的に日本語で表示されます。
しかし、海外製のOSを搭載したパソコンや特定のブラウザ環境では、初期設定が英語になっているかもしれません。そのような場合は、上記の手順にしたがって設定を変更すれば、日本語でNotionを利用できます。
モバイルアプリ版の方法
モバイルアプリ版のNotionは、使用する端末(スマートフォンやタブレット)の言語設定が日本語であれば、Notionアプリも自動的に日本語で表示されます。
iOS、Androidともに、端末の言語設定を日本語に変更すると、Notionアプリも日本語で利用できます。
具体的な手順は以下の通りです。
- 端末の「設定」アプリを開く
- 「一般」または「システム」から「言語と地域」を選択
- 日本語を優先言語に設定
反対に、モバイルアプリで日本語以外の言語でNotionを使いたい場合は、端末の言語設定を該当の言語に変更する必要があります。
日本語版Notionを有効活用する方法
日本語版Notionを最大限に活用するための方法を、以下2つの観点から解説します。
- テンプレート
- 日本語特有のコマンド
上記の活用方法を理解すると、機能を幅広く活用できるでしょう。
では、それぞれの活用方法を詳しく見ていきます。
テンプレートの活用
Notionには、タスクを効率化するためのさまざまなテンプレートが豊富に用意されています。プロジェクト管理やタスク管理、個人のメモなど、幅広い用途に使えるテンプレートが用意されており、日本語にも対応しています。
上記のテンプレートはNotionのマーケットプレイスからダウンロードできるので、ぜひ覗いてみてください。
参考:マーケットプレイス
日本語特有のコマンドの活用
Notionでは、コマンドを入力すると、以下のような操作を簡単に行えます。
- 全角セミコロン「;」によるメニューの呼び出し
- ファジーマッチによる変換の省略
- 全角マークダウンの活用
コマンドをうまく活用できれば、作業効率向上につなげられます。
では、それぞれの操作を詳しく見ていきましょう。
全角セミコロン「;」によるメニューの呼び出し
Notionのコマンドは一般的にスラッシュコマンド「/」に続けて入力しますが、日本語版Notionでは、全角セミコロン「;」でもコマンドを呼び出せます。
全角セミコロン「;」であれば、シフトキーを押さずに直接入力できるため、半角化などの操作も不要でよりスムーズにコマンドを利用できます。
例えば、ページにテーブルを追加したい場合、「;てーぶる」と入力すればテーブルを追加できます。
ファジーマッチによる変換の省略
日本語版Notionでは、「ファジーマッチ」と呼ばれる機能が搭載されています。入力したコマンドが完全一致していなくても、類似したコマンドを予測して表示してくれる機能です。
ファジーマッチ機能のおかげで、多少のスペルミスやタイプミスがあっても、目的のコマンドを呼び出せます。例えば、「/teble」と入力しても、「/table」コマンドが候補として表示され、選択ができます。
さらに、日本語入力モードのままでも、「/てーぶる」と入力すれば、「/table」コマンドが候補に表示されるので便利です。
全角マークダウンの活用
日本語版Notionでは、マークダウン記法の一部を全角文字で記述できます。
以下に、全角で利用可能なマークダウン記法をいくつか紹介します。
操作項目 | マークダウン |
引用 | ” (全角) |
トグルリスト | > (全角) |
見出し | # 、## 、### (全角シャープ) |
番号付きリスト | 1. (全角の数字とドットを続けて入力) + Enter |
チェックボックス | 「」 (鍵かっこ) → Enter → Space |
箇条書き | * (全角アスタリスク)、- (伸ばし棒)、+ (全角プラス)、・ (手書きの箇条書きで使う黒い点) |
打消し線 | ~ → 文字列 → ~ |
太字 | ** → 文字列 → ** |
イタリック | * → 文字列 → *: |
数式 | $$ → 数式 → $$ |
区切り線 | ; + --- |
上記の全角マークダウン記法を活用すると、日本語入力環境でもスムーズにNotionで文章を装飾できます。
Notionの設定方法や活用法が分からない場合の対処法3選
Notionの設定方法や活用方法で困ったときに役立つ3つの対処法を紹介します。
- 日本語対応のヘルプページを活用する
- 日本語対応のカスタマーサポートに相談する
- Notionの活用コンサルティングを利用する
上記の方法を活用すると、設定や活用でのトラブルの解決につなげられます。
では、それぞれの対処法を詳しく見ていきましょう。
日本語対応のヘルプページを活用する
Notionには、操作方法やカスタマイズ方法など、さまざまな情報を網羅した日本語対応のヘルプページが用意されています。基本的な操作方法やカスタマイズ方法まで、Notionに関する疑問の多くはヘルプページで学べます。
基本的な操作や機能、カスタマイズに関する疑問はヘルプページでまず確認してみましょう。
日本語対応のカスタマーサポートに相談する
ヘルプページを見ても解決しない場合は、Notionの日本語対応カスタマーサポートに相談してみるのもおすすめです。Notionのヘルプページ下部にある「メールで問い合わせる」をクリックすると、日本語で問い合わせができます。
Notionを活用していくと、ヘルプページを見ても解決できないような問題も起こるかもしれません。もしヘルプページで問題が解決しない場合は、無理せずカスタマーサポートに相談してみましょう。
Notionの活用コンサルティングを利用する
Notionの使い方をはじめ、課題解決にNotionを活用したい場合は、Notionの活用コンサルティングサービスを利用するのも一つの方法です。
また、活用コンサルティングサービスでは、業務フローの可視化や自社に最適化されたNotionページの作成、提供などのサポートも受けられます。
Notionを活用してプロジェクト管理や社内のデータベースを作成したい場合も、活用コンサルティングを利用すると、専門知識がなくても高度なNotionの活用が可能です。
Notionで日本語以外に対応している言語
Notionは多言語に対応しており、現在、日本語以外に対応している言語は以下の通りです。
- 英語
- 韓国語
- フランス語
- ドイツ語
- スペイン語(スペイン)
- スペイン語(中南米)
- ポルトガル語(ブラジル)
さらに、ベータ版では以下の言語にも対応しています。
- フィンランド語
- デンマーク語
- オランダ語
- ノルウェー語
- スウェーデン語
- 中国語(簡体字)
- 中国語(繁体字)
言語設定は個人アカウントごとに行うため、チーム内で異なる言語の使用も可能です。また、モバイル版の場合、Notionアプリの言語はシステムの言語設定に依存します。
ただし、言語設定を変えても、ユーザーが作ったコンテンツは自動的に翻訳されません。そのため、コンテンツの翻訳には、Notion AIの利用が推奨されます。
Notionの日本語設定に関するよくある質問
Notionの日本語設定に関してよくある質問と回答をまとめました。
- 日本語設定しても日本語表記にならない場合はどうするとよいですか?
- 日本語に設定後も英語の部分があるのはなぜですか?
- 日本語と英語でNotionの機能に違いはありますか?
それぞれの質問と回答を詳しく見ていきましょう。
日本語設定しても日本語表記にならない場合はどうするとよいですか?
一度英語に設定してから日本語に戻してみてください。
手順は以下の通りです。
- 「設定」から「Language & region」を選択
- 「Language」で「English (US)」を選択し、「Update」をクリック
- 再度「Language」で「Japanese」を選択し、「Update」をクリック
また、公式サイト左下の言語設定も日本語になっているか確認しましょう。
日本語に設定後も英語の部分があるのはなぜですか?
英語の部分がある場合、新しい機能や専門用語など、まだ日本語に対応していないかもしれません。Notionは定期的にアップデートや機能追加を行うため、日本語になっていない部分が出てきます。一部英語表記になっている部分は、今後徐々に日本語対応が進むと予想されています。
日本語と英語でNotionの機能に違いはありますか?
基本的な機能は日本語版と英語版に違いはありません。ただし、新しい機能やベータ版の機能は英語版で先行してリリースされる場合があります。
英語版で追加された新機能は、時間が経つと日本語版にも追加されるのが一般的です。
Notionの活用でお悩みなら「合同会社Metoo」への相談がおすすめ!

Notionは2022年11月に日本語版が正式にリリースされました。現在では、デフォルトで日本語に設定されていますが、もし英語表記になっている場合は、設定を変更すると日本語で利用できます。
また、Notionは多機能なツールであるため、使いこなすのに苦労する方もいるかもしれません。もしNotionの使い方でお困りの場合は、日本語のヘルプページやカスタマーサポート、Notion活用コンサルティングなどの利用がおすすめです。
本記事を参考に、ぜひ日本語版でNotionを活用してみてください。
なお、合同会社Metooでは、本質的な課題の可視化・分析をおこなった上で、組織に関わる情報(ヒトモノカネ)が円滑に回る仕組みをNotionで構築するサポートを展開しています。
Notionの日本語対応に関して知識を深めたい方や、業務効率化に関してご相談があれば、以下のページより気軽にお問い合わせください。