Notion Web Clipper(クリッパー)とは?使い方やSave to Notionとの違いを解説
「気になったWebページを、Notionにそのまま保存したい」「Notion Web Clipperを入れてみたいけれど、どのブラウザで使えて、どう操作するのか分からない」
調べものの途中で見つけた記事をブックマークしても、あとで探せなかったり、どこに保存したか忘れたりしがちです。Notion Web Clipperは、そうしたWebページをNotionのワークスペースに直接保存できる、Notion公式の機能です。
結論から言うと、パソコンではChromeとSafariの拡張機能、スマホではNotionアプリの共有メニューから、見ているWebページをNotionのページやデータベースに保存できます。ただし、Safari版の入手先がApp StoreからNotionの公式サイトに変わったことや、保存時にタグを付けられないことなど、知っておきたい変更点と制約もあります(2026年10月時点)。
本記事では、Notion Web Clipperでできること、デスクトップ版とモバイル版の違い、Save to Notion(現在の名称はSave.to)との違い、パソコンとスマホでの使い方、注意点、保存した記事を読み返す仕組みまでを解説します。
なお、合同会社Metooでは、Notionを入れるだけで終わらせず、情報が社内で使われ続ける仕組みづくりと定着までを支援しています。
Notion導入・定着支援(Purpose Engine)を見る
Notionを初めて使う方に向けて、基本の使い方を動画でも解説しています。あわせてご覧ください。
合同会社Metoo代表 山田怜司(管理の山田)
Notion認定コンサルタント・Notion公式アンバサダー・JCC認定プロコーチ。バックオフィス業務に16年携わった経験を活かし、法人40社以上(2026年4月時点)にNotion導入・活用のコンサルティングを提供。YouTube登録者は23,000人超(2026年9月時点)。業務効率化やチームマネジメントに強みを持つ。
目次
- Notion Web Clipper(Notion Webクリッパー)とは
- Notion Web Clipperでできること
- Notion Web Clipperを使うメリット(ブックマークとの違い)
- Notion Web Clipperのデスクトップ版とモバイル版の違い
- Notion Web ClipperとSave to Notionの違い
- Notion Web Clipperの使い方
- Notion Web Clipperを利用する際の注意点
- Metooの支援現場:クリップした記事を「溜めるだけ」にしない仕組み
- Notion Web Clipperに関するよくある質問
- Notionを上手に活用したいなら「合同会社Metoo」への相談がおすすめ!
Notion Web Clipper(Notion Webクリッパー)とは

Notion Web Clipperとは、ブラウザで見ているWebページを、Notionのワークスペースに保存するための公式の機能です。保存したページは、あとからNotionの中で読んだり、編集したりできます。
公式ヘルプでは、リーディングリスト(あとで読む記事の一覧)や参考情報の収集に使える機能として紹介されています。使える環境は、パソコンとスマホで分かれています。パソコンではChromeとSafariのブラウザ拡張機能として、スマホではiPhone・iPad・AndroidのNotionアプリの共有機能として提供されています(2026年10月時点)。
どちらで保存しても、保存先は同じNotionのワークスペースです。パソコンで保存した記事をスマホで読む、という使い方もできます。環境ごとの違いは、このあとの「デスクトップ版とモバイル版の違い」の章で表にまとめています。
参考:Notion Webクリッパー(Notion公式)/Webクリッパー(Notionヘルプセンター)
Notion Web Clipperでできること

Notion Web Clipperでできることは、Webページを選んだページやデータベースに保存し、保存後にNotionのページとして整理・編集することです。主な機能は次の5つです。
- 保存先を選べる:保存のたびに、ワークスペースと、保存先のページまたはデータベースを選ぶ。保存用のデータベースをその場で新しく作ることもできる
- 名前を変えて保存できる:保存の前に、ページの名前を短く直せる
- データベースに保存するとURLが残る:事前に設定しなくてもURLのプロパティが作られ、元のページのURLが記録される
- 保存後に編集できる:タグなどのプロパティ、コメント、本文への書き込みを、保存したあとにNotionで追加できる
- 写真やファイルも保存できる:モバイル版では、Webページのほか、スマホの写真や端末のファイルも共有メニューから保存できる
保存先をデータベースにすると、クリップした記事が1行ずつたまり、並べ替えや絞り込みができます。ふつうのページに保存すると、そのページの中にクリップしたページが追加されます。タグや未読などの切り口で絞り込んで見たいなら、保存先はデータベースが向いています。具体的な操作は「使い方」の章で、画面の表記どおりに説明します。
Notion Web Clipperを使うメリット(ブックマークとの違い)

Notion Web Clipperを使うメリットは、Webページを「場所の記録」ではなく「中身ごとNotionのページ」として残せることです。ブラウザのブックマークとの違いをまとめると、次のようになります。
| 項目 | ブラウザのブックマーク | Notion Web Clipper |
|---|---|---|
| 残るもの | ページの場所(URL) | ページの内容とURL |
| 書き込み | できない | メモやコメントを 書き足せる |
| 整理の しかた | フォルダに分ける | データベースのプロパティや ビューで分ける |
| 共有 | 個別にURLを送る | Notionのページとして 共有できる |
ブックマークは「どこにあったか」を覚えておく道具です。一方、Webクリッパーで保存したページはNotionのページになるため、仕事や学習で使う他のページと同じ場所で扱えます。例えば、調べものの記事を案件のページから参照したり、チームのナレッジとして共有したりできます。
保存した記事を整理するときは、データベースのプロパティやビューを使います。読み返すための仕組みの例は、後の「Metooの支援現場」の章で紹介します。
Notion Web Clipperのデスクトップ版とモバイル版の違い

Notion Web Clipperには、パソコンのブラウザに入れる「デスクトップ版」と、Notionアプリに組み込まれた「モバイル版」があります。どちらも同じWebクリッパーの機能で、別の名前の機能があるわけではありません。違いは次のとおりです(2026年10月時点)。
| 項目 | デスクトップ版 | モバイル版 |
|---|---|---|
| 使う場所 | パソコンのChrome・Safari | iPhone・iPad・Androidの Notionアプリ |
| 入れ方 | ブラウザの拡張機能を インストールする | Notionアプリを入れる (iPhoneは共有メニューで有効化) |
| 保存の操作 | 検索バーの右の Notionアイコンを押す | ブラウザの共有アイコンから Notionを選ぶ |
| 保存できる もの | 開いているWebページ | Webページ、写真、 端末のファイル |
| 必要な環境 | Chrome または Safari | iOS 13.0以上、 Android 7.0以上 |
パソコンで調べものをすることが多いならデスクトップ版、移動中にスマホで記事を見ることが多いならモバイル版が中心になります。両方を使っても保存先は同じワークスペースなので、保存先のデータベースを1つに決めておけば、どちらから保存しても同じ一覧にたまります。
なお、デスクトップ版は拡張機能のため、使うブラウザごとにインストールが必要です。会社と自宅でパソコンが違う場合も、それぞれに入れておきます。Notionのアプリ自体の入れ方は、Notionアプリのダウンロード方法で解説しています。
Notion Web ClipperとSave to Notionの違い

一番の違いは、Notion Web ClipperはNotion公式のシンプルな保存機能で、Save to NotionはNotionとは別の開発元による、保存時にプロパティまで入力できる拡張機能であることです。Save to Notionは、現在「Save.to」(旧名称 Save to Notion)という名前で提供されています。
機能の違い
2つの拡張機能の主な違いは、次のとおりです(2026年10月時点、各公式サイトとChromeウェブストアで確認)。
| 項目 | Notion Web Clipper | Save.to(旧 Save to Notion) |
|---|---|---|
| 提供元 | Notion Labs, Inc. (Notion公式) | save.to (Notionとは別の開発元) |
| 対応ブラウザ | Chrome、Safari | Chrome、Firefox、Safari |
| 保存時の プロパティ入力 | できない (保存後にNotionで追加) | 拡張機能の中で タグなどを入力できる |
| 保存できる もの | Webページ | Web記事、メール、ツイート、 YouTube動画など |
| そのほかの 機能 | 新しい保存用の データベースを作れる | スクリーンショット、 文章のハイライト保存 |
Save.toには無料プランがあり、有料のProプランは月5.99ドル、Teamプランは月17.99ドルです(2026年10月時点、月払いの場合)。無料プランでも基本の保存はできますが、作れる保存フォームは4つまでなど、一部に上限があります。
使い分けの目安
どちらを選ぶかは、保存する瞬間に、どこまで情報を付けたいかで決めるのが分かりやすい基準です。ページを残せれば十分で、整理は後でまとめて行うなら、Notion公式のWebクリッパーで足ります。Notionの機能だけで完結し、別の開発元のサービスを使う必要がありません。
一方、保存と同時にタグや分類、関連する案件などを入力しておきたい場合や、ページの一部をハイライトして保存したい場合は、Save.toが向いています。保存のたびにNotionを開いてプロパティを入力し直す手間が減ります。
スマホから保存するときは、Notionアプリの共有メニューを使うのが手軽です。パソコンとスマホで別の道具を使う場合も、保存先のそろえ方は前の章のとおりです。Save to Notionの設定方法は、Save to Notionとは?実現可能な3つのことや設定方法・活用方法を解説で詳しく紹介しています。
Notion Web Clipperの使い方

使い方は、デスクトップ版は「拡張機能を入れて、Notionアイコンから保存」、モバイル版は「共有メニューからNotionを選んで保存」です。ここでは公式ヘルプの手順に沿って、画面の表記どおりに説明します(2026年10月時点)。
デスクトップ版をインストールする(Chrome・Safari)
Chromeの場合は、Chromeウェブストアの「Notion Web Clipper」を開き、「Chrome に追加」を押します。似た名前の拡張機能がほかにもあるため、ストアのページは公式サイトのリンクから開くと確実です。
Safariの場合は、App Storeではなく、Notionの公式サイトから入手します。Notion Webクリッパーのページで「Safari 用にインストール」をクリックし(このボタンはSafariでページを開くと表示されるようです)、ダウンロードしたDMGを開いて、Notion Webクリッパーを「アプリケーション」にドラッグします。アプリを起動すると、Safariの「設定」→「機能拡張」で拡張機能を有効にするよう求められます。インストールが終わると、ブラウザの検索バーの右に小さなNotionボタンが表示されます。
以前にApp StoreからSafari版を入れていた場合、新しいバージョンには自動で置き換わりません。公式ヘルプの手順は次のとおりです。
- Notion Webクリッパーが動いていればメニューバーから終了し、Finderの「アプリケーション」からごみ箱に入れて、ごみ箱を空にする
- Safariの「設定」→「機能拡張」で、Notion Webクリッパーが残っていれば「アンインストール」をクリックする
- 上の手順で、公式サイトから新しいバージョンを入れ直す
パソコンでWebページを保存する
拡張機能を入れたら、次の手順で保存します。
- クリップを保存したいアカウントで、ブラウザからNotionにログインしておく
- 保存したいWebページを開き、検索バーの右にあるNotionアイコンをクリックする
- ポップアップ画面で、保存先のワークスペースと、ページまたはデータベースを選ぶ(一覧にない場合は検索する。新しく作る場合は「追加先」の「+新規のリンクデータベースを作成」)
- 必要ならページの名前を直し、「ページを保存」をクリックするかEnterキーを押す
保存した内容をすぐに確かめたい場合は、「Notionアプリで開く」オプションを使います。Notionの中で保存先のページやデータベースを開けば、あとからいつでも読み返せます。
スマホ(iPhone・iPad・Android)で保存する
モバイル版は、スマホの共有機能を使います(対応するOSのバージョンは「デスクトップ版とモバイル版の違い」の表を参照)。iPhone・iPadでは、最初に一度だけ共有メニューにNotionを表示させる設定をします。
- SafariまたはChromeで保存したいページを開き、共有アイコン(四角に上矢印)をタップする
- 共有メニューのアプリを横にスクロールして「••• その他」を選び、Notionへのアクセスを有効にする(初回のみ)
- Notionのアイコンをタップし、タイトルと保存先のワークスペース・ページを指定して「保存」をタップする
Androidでは、ブラウザの共有機能にNotionが自動で追加されるため、特別な設定は要りません。Chromeで保存したいページを開いて共有アイコンをタップし、Notionを選んで、タイトルと保存先のワークスペース、ページまたはデータベースを指定して「保存」をタップします。スマホ版Notionの基本は、スマホ版Notionアプリの使い方も参考にしてください。
スマホの写真やファイルを保存する
写真や端末のファイルも、同じ共有メニューから保存できます。手順は次のとおりです。
- Notionに入れたい写真(またはファイル)を選び、画面の下にある共有アイコンをタップする
- 共有メニューのNotionをタップする(iPhoneで表示されない場合は「••• その他」からNotionを追加する)
- 画像に付けるタイトルを入力し、保存先のワークスペースを指定して、「追加先」から保存先のページやデータベースを選ぶ
端末のファイルをデータベースに保存した場合は、Webページを保存したときと違って、元のURLは表示されません。どこから来たファイルかは、保存したあとにプロパティやコメントで書き足せます。
Notion Web Clipperを利用する際の注意点

利用する前に知っておきたいのは、保存時にタグを付けられないこと、サイトによっては内容が欠けること、スマホではブラウザと写真以外のアプリから保存できないことの3つです(2026年10月時点の公式ヘルプにもとづく)。
保存するときにタグは付けられない
Notion Web Clipperでは、クリップする時点でタグを付けることはできません。公式ヘルプのよくある質問でも「現時点では、できません」と案内されています。タグや他のプロパティは、保存したあとに、Notionのデータベースでクリップしたページを開いて追加・編集します。
保存時に自動で入るのは、データベースに保存したときのURLのプロパティだけです。タグ以外のプロパティも、保存の時点では入力できません。保存前に変えられるのは、ポップアップのテキストボックスにあるページの名前だけです。保存時に入力したい場合は、Save to Notion(Save.to)との違いを参照してください。
サイトによっては内容が欠けたり崩れたりする
Webサイトの作りはさまざまなため、すべてのページが同じようにきれいに取り込まれるわけではありません。公式ヘルプでは、Pinterest、Netflix、Wikipediaなどの主要なサイトからのクリップはきれいに表示されると説明しています。一方で、ページの一部が保存されない場合があることも、よくある質問で取り上げられています。
内容が欠けていた場合、公式ヘルプはそのURLをNotionのサポートに送るよう案内しています。
スマホではブラウザと写真以外のアプリから保存できない
モバイル版のWebクリッパーが使えるのは、Webブラウザで開いたページ全体と、端末のフォトアルバムの写真などを保存するときです。公式ヘルプによると、TwitterアプリやiOSのメモアプリなど、ほかのアプリからは保存できず、「このアプリはサポートされていません」というエラーが表示されます。
アプリの中で投稿や記事を見ているときは、Webクリッパーで保存できないことを知っておくと、エラーが出ても原因が分かります。
Metooの支援現場:クリップした記事を「溜めるだけ」にしない仕組み

Webクリッパーについての相談は、多くはありません。ときどきあるのは、個人でNotionを使っている方からの「保存はしているけれど、溜まるだけで読み返していない」という悩みです。
代表の山田は、こう考えています。溜めるだけで読み返されないのは、読み返す仕組みがないからです。大事なのは、その仕組みを作ることです。
山田自身は、保存した記事を、資料やナレッジを入れるデータベースに入れています。そのデータベースには、まだ確認していないものが一覧で表示されるビューを用意してあります。保存した記事はブックマークのような感覚でいったんそこに溜めておき、時間があるときや1日の終わりにそのビューを開いて、読もうと思っていた記事を確認する、というサイクルを作っています。
山田が挙げる仕組みの例は、次の2つです。
- 1日の決まったタイミングで、溜まった記事の一覧を見る習慣にする
- よく開くページの上のほうに、溜まっている記事の一覧がすぐ目に入るように置く
Notion Web Clipperに関するよくある質問

Q. FirefoxやEdgeでは使えますか?
2026年10月時点の公式ヘルプで、デスクトップ版の対象として案内されているのはChromeとSafariだけです。FirefoxとEdgeの記載はありません。Firefox用のアドオンのページは、2026年10月時点では表示されません。
Q. 公式の拡張機能かどうかは、どこで見分けられますか?
Chromeウェブストアで、拡張機能のページに表示される提供元を確認します。Notion公式のWebクリッパーの提供元は「Notion Labs, Inc.」です。ストアには「Web Clipper」や「Notion」を名前に含む、別の開発元の拡張機能もあります。
Notionを上手に活用したいなら「合同会社Metoo」への相談がおすすめ!

Notion Web Clipperの要点をまとめます。
- 見ているWebページを、Notionのページやデータベースに保存できる公式の機能
- パソコンはChrome・Safariの拡張機能、スマホはNotionアプリの共有メニューで使う
- 保存時にプロパティまで入力したい場合は、Save.to(旧 Save to Notion)との違いを参考に選ぶ
- 溜めるだけにしないために、未確認の記事を見る場面を用意する
対応ブラウザや入手先は、これからも変わることがあります。使い始める前に、Notionの公式ヘルプで最新の情報を確かめてください。
合同会社Metooでは、情報の置き場所の設計から、Notionが社内で使われ続けるための運用づくりまでを支援しています。自社に合う形を相談したい方は、サービスと料金をご覧のうえ、お気軽にご相談ください。






